毎月朔日は、宮島・大願寺さんへ朔日参り
もう、何十年も朔日参りは欠かした事がありません
弁財天像の護摩供養に合います
護摩木を燃やす間、副住職の先導でお経を上げます
約1時間、炎を見つめます
降壇した住職が、少しだけ法話をされるのですが
今月の法話→こんな内容だったと勝手に解釈をしました
実際のお話はもっと重みがありました
あるときお釈迦様に弟子が尋ねたそうです
自分は毎日行を欠かさないのに
心の中から辛い事や不安な事が消えていかないし、
次々と難問が降ってくるのは何故かと
お釈迦様は昨日の事は過ぎ去った事で、考えても取り戻せない
明日の事は未だ来ていない事なので、考えても仕方ない
今、目の前にあるやらなければならない事をしっかりとこなしていく事しか人には出来ない
という意味の事(たぶん・・・)話されました
そうよね、目の前の事が出来ないのに未来は来ないし
過去は訂正できないんだし、
今の私の心の中にある不安を法話の中で紐解いて下さいました
心の中の何か分からないモヤモヤ消えずにいたので、当を得た法話でびっくり!!!
私にとって護摩木の燃える炎を見つめる事は
何かを教えて貰えるような、考えが纏まるような気がするんです
癒やされるとかスッとするとかではなく、
月の初めに、自分を見つめる時間なんですね