月別アーカイブ: 2019年7月

宇賀神様の御縁日

今日は己巳(つちのとみ)の日

弁財天様の日と一般的には言われています

財を司る仏様なので、この日から財布を使い始めたら良いとか

宝くじを買ったら良いとか言われますが

私は毎月17日を弁財天様の日としているので

己巳の日は宇賀神様の日です

弁財天様の頭の上に鎮座されている、体は白蛇で、お顔は老人のあの方です

老人が女性のお顔の場合もあるそうです

弁財天様から独立して、宇賀神様だけをお祭りしているお寺もあるらしいです

一度行ってみたいモノです

何故老人のお顔をしているか

一説によると先祖供養の形という事を聞いたことかあります

うかは食べ物の意で、そこから宇賀に変化して、穀物の神として祀られています

体が白蛇で出来ているので

宇賀神=白蛇様→財を司る神様

神仏一体の証であり

蛇神・龍神の化身ともされてきました

なんとも愛くるしくて、一度お姿を拝見すると

目に焼き付いて離れません

2019年は2/1・4/2・6/1・7/31・9/29・11/28が己巳の日です

御真言は なむ びゃくじゃぎょう うがやじゃやぎゃらべい しんだまに

ひんでんうん そわか です

土用の丑の日

広島は25日に梅雨明け

いきなり眩しい日差しの夏がやって来ました

暑い、暑い、暑い

夏の元気の源といえば、土用の丑の日の【鰻】です

土用って何?

ちっちゃな頃は夏の土曜日に鰻を食べるのかと思っていた

いえいえ、違います

土用とは立春・立夏・立秋・立冬の前18日間の事です

その間にやって来る丑の日のことを土用の丑の日といいます

今日は立秋の前の土用の丑の日

4/22・5/3は立夏前の土用の丑の日

10/31は立冬前の土用の丑の日となります

土用は季節の変わり目の時期といえます

暑い夏は体調を崩しやすい人が多いので

ビタミンAとかBが多く含まれている鰻は

疲労回復とか食欲増進に効果的な成分が沢山含まれています

夏ばて防止にはピッタリの食材です

夏場暇になる魚屋さんが考えたとか

俗っぽいことを言われる方々もいらっしゃいますが

私は

「元気で夏を越せますように」という願いを込めて頂きたいです

今年も義弟くんが鰻弁当をプレゼントしてくれましたよ

めちゃ美味しそう

難しいことは後回しで、頂きます

大黒天の御縁日

甲子 (きのえね)の日が大黒天の日です

今日2019年7月26日がまさにこの甲子の日です

一般的に干支と言うと、子丑寅卯・・・亥という十二干支が有名

2019年の今年は亥の年です

私、亥の生まれよーなんて事を言いますよね

でも正しくはこれは干支の支の部分です

干は中国の古い思想からなるもので、陰陽とか五行説から成り立っています

甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸で十干

この十干と十二支が順番にくっついて、【干支】を作ります

ただ単に亥生まれといっても

詳しくは五種類の亥生まれがあると言うことになります

乙亥・丁亥・己亥・辛亥・癸亥という感じ

それぞれに特徴があります

2019年 令和元年は己亥

60年に一度巡ってきます

が、そのお話は又後日するとして

今日は甲子の日→大黒天の日です

2019年は1/27・3/28・5/27・7/26・9/24・11/23の6回あります

60日に一度です

甲子の日は暦の一番最初日であり

陰陽道の大吉日とされています

子は干支のネズミであり

ネズミは大黒様のお使い=使者とされているところから

甲子の日は大黒天のひとされています

弊社には極彩色の綺麗な大黒様がいらっしゃいます

お店の奥に鎮座されています

御真言は おん まかきゃらや そわか です

 

 

 

 

愛染明王の御縁日

26日は愛染明王の御縁日です

真っ赤なお姿で、憤怒の形相

愛染様は恐い仏様と聞いたことがあって

なかなか手を合わせる機会がありませんでした

何年か前に88カ所の3番金泉寺の奥の院愛染寺さんに

お参りに行ったとき

愛染明王のお姿入りのお守りを購入したんです

愛染寺のご本尊は不動明王でしたが

寺名にあやかってか、愛染明王様のお守りがあったんです

よくよく見ると、手には弓矢を持っておられます

背後には日輪を背負い、頭上には獅子??が乗っかってます

弓矢6本?=恋のキューピットなのか・・・

見た目恐いのにね

明王と呼ばれる仏様は恐いお顔をされていますが、

それは怒っているわけではなく、人々を救うという決死の覚悟の形相

憤怒の顔で諸悪や煩悩を追い払って、正しい道に導く仏様です

明王と呼ばれる仏様は往々にして優しくて、力持ちです

愛染明王は人の心を結びつける役割を持っています

恋愛・結婚だけではなく、人と人を結びつける力

大切な人と縁を取り持ってくれる仏様

御真言は

おん まからぎゃ ばーざらしゅにしゃ ばーざらさとば じゃくうんばんこく

です

 

 

 

 

 

 

 

お盆に向けて

毎日静かな寺町です

8月6日に向けて除々に人が増える寺町ですが

今は嵐の前の静けさでしょうか

少しずつ弊社もお盆の準備

お店の前にお墓参り用の塔婆と線香を並べてみました

寺町筋にお参りに来られる方

是非、お立ち寄りくださいね

 

御縁日ではないけれど

私は辰年生まれということもあって

【龍】を身近に感じるし

【龍】が大好きです

直径5㎝ほどの水晶玉にレーザーで龍が彫ってあるのを

自分の分身だと思って大切にしてます

龍=水は切っても切れない縁なので

毎月1日には宮島・大願寺の龍神のお水をかけてます

大願寺様の水は弥山から引いた山水とのことなので

龍は喜んでくれるかな

滝業に行くときはいつも一緒に滝に入ります

遍路に行くときもいつも一緒です

手を合わせる仏様と言うよりは、

私の分身

でも、やっぱり手を合わせたいので

私の誕生日25日を勝手に御縁日にしてしまいました

御真言は のうまくさんまんだ ぼだなんめい ぎゃしゃにえい そわか です

 

地蔵菩薩の御縁日

24日は地蔵菩薩の御縁日です

我が家には石鎚山の極楽寺で求めた小さなお地蔵様がいらっしゃいます

お地蔵様は最も弱い立場の人々を最優先で救済する菩薩様です

昔から絶大な信仰の対象になり

現在でも、道ばたや交差点などにお祭りされていたり

私が昔住んでいた京都の町では

毎月24日には近所の方が集まってお地蔵様をお祭りされてました

お地蔵様は一度縁があって拝むだけで、苦しみから救って下さる仏様です

御真言は、おん かかかび さんまえい そわか です