四国遍路 86番志度寺
海岸近くにあり、なんとなく寂しさを感じさせるお寺
広い境内に古いお堂が沢山あります
とにかく古いお寺で、開創は推古天皇なんだそう
今まで興味を惹かれることなく
お参りをしたらさっさと立ち去っていたお寺です
今回は、時間的余裕があったんですね
大師堂をお参りした後、すぐ近くのお堂の前に若いお坊様が・・・
「閻魔様の特別拝観をしていますからどうぞ」って手招きをして下さいました
閻魔様は彩色が剥げかけていましたが、堂々としたお姿で
お髭があって、かなり大きくて圧倒されました
所々欠けて無くなっている部分もありましたが、なかなかどうして迫力一杯
説明では、良く覚えていないのですが(お坊様、すみません・・・)
寺の門をくぐった所に三途の川があり
それを渡ると「奪衣婆堂」で着物をはぎ取られ
「閻魔堂」で閻魔様にさばかれ
そして又この世に戻ってくる
だそうです
閻魔様は金色の御札と鉄色の御札を持っていて
金色を渡されたら天国へ、鉄色は地獄への切符なんだそう
ゆっくり丁寧に説明をして頂きましたが、正確な記憶ではないと思う
今回のこの特別拝観で、私の中の志度寺の印象が
大きく変わりました