節目に当たる日をいつにしたらいいの?
という相談は多いですね
結婚・引越し・契約ごと等々
後悔したくない、一生に一度の事なので良い日にしたい
多くの方がそのように考えられて鑑定に来られます
先日、入籍の日を相談に来られたお客様
女性のほうは、彼女が小学生の時から知っているので、私にとっても嬉しい相談です
入籍日を観るにあたっては
お二人の生年月日や暦・月の満ち欠けを考慮します
1.月は女性と深いかかわりのあるモノ
月が太っていく→新月から満月に向かう時期を選びます
欠けていく→新月に向かう時期は避けて考えます
2.生年月日からは空亡を出していきます
空亡とは十干と十二支を組み合わせたときに出来る余った二支の事
干支に於いて天が味方をしてくれない時期を指します
例えば「午・未」空亡の人は2014年と2015年がその干支に当たりますし
月で言うならば6月と7月が空亡ということになります
人間は円のように丸くバランスが取れた状態が好ましい
しかし、人間なので弱い部分や苦手な部分があって円に欠けが出来るのが人間
その欠けた部分を鑑定学では干支を使って表現していくのです
天も味方をしてくれない時期と言う事です
(以前は天中殺とか大殺界という表現方法を使われた占い師の方もいらっしゃいました)
私はこの空亡を相性診断や暦を観る時に必ず考慮します
3.暦
六曜・十二直・二十八宿・選日を観ます
私が最も大切にするのが、暦の選日
一粒万倍日は一粒の種が万倍にも実る吉日
不成就日は何をやっても成就できない日
そして【天赦日】
一年のうち5~6日くらいしかない吉日で
天の恩恵により何事も障害を免除される大吉日
日本の暦の上で最上の吉日とされており、
新しいスタートさせたり躊躇していたことに挑戦するには最適の開運日
2014年は3/8・5/23・7/22・10/4・12/19の5日間しかありません
この1~3を考慮して入籍最適日を決めていきます
とは言え、
一番大切なのは御本人達2人の気持ち
今回のこのお二人には5月23日の天赦日をお奨めしました
しかし、この日は生憎仏滅だったんですねー
彼のお父様から待ったがかかったんですねー
大安とか仏滅等の暦の六曜は
現行の月曜日とか火曜日とかと同じような意味合いで
足利時代に中国から伝わったとされています
これに意味づけをする事は迷信の最たる事だと私は思うのですが
日本人の心理的効果があるのは否めない事実です
さて、このお二人はどのような結論を出されるんでしょうか