立里荒神での参拝を済ませた私達は
高野山へと戻り奥の院を目指します
一の橋から奥の院へ向かう約2キロの道のりには昔の大名家や武将のお墓が並びます
その数は10万基とも20万基ともいわれています
圧巻です
戦国大名の6割以上のお墓があるそう
すごいです
織田信長や春日局・浅野四十七士や市川團十郎の墓もあったなぁ
安芸の国浅野家も毛利家も吉川家もありました
一際大きく威厳を誇っていたのは徳川家康の次男・結城秀康のお墓
徳川家康と豊臣秀吉のお墓は見つけられませんでした
沢山あり過ぎて見落としているのかしら?
見てないような気もするしぃ
この道を通ると言うことは、普通私達が行くお墓参りとは意味が違います
そこに眠っている数々の英雄達から気を頂くと言うこと
戦う力のお裾分けをして頂くということ
すごいパワーです
参道には大きく真っ直ぐに伸びている木
奥の院の木に抱きつく母
木の大きさがわかるようにとの事でしたが
楽しそう
先日の台風18号で川が氾濫して参道もかなりの被害だったようです
側溝際の石柱が浮いたようになったり倒れていました
改めて自然災害の怖さを感じました
参道には大名等々のお墓以外にも
一般の墓も数多くあります
企業の墓もあり、工夫が凝らされています
こちらは福助さんのお墓
足袋で有名ですね
企業PRにもなっているみたいです
こちらは日本しろあり協会の供養塔
そして一番奥まったところに即身成仏をされたという弘法大師の御廟があります
撮影・飲食・着帽禁止など書かれた立て札もあります
お墓ですものね
絶え間なくローソクと線香が焚かれ、訪れた人が唱えるお経が聞こえてきます
奥の院は何度言っても新たな発見があるし
心が落ち着く場所です