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閻魔大魔王

四国遍路 86番志度寺

海岸近くにあり、なんとなく寂しさを感じさせるお寺

広い境内に古いお堂が沢山あります

とにかく古いお寺で、開創は推古天皇なんだそう

今まで興味を惹かれることなく

お参りをしたらさっさと立ち去っていたお寺です

今回は、時間的余裕があったんですね

大師堂をお参りした後、すぐ近くのお堂の前に若いお坊様が・・・

「閻魔様の特別拝観をしていますからどうぞ」って手招きをして下さいました閻魔堂

閻魔様は彩色が剥げかけていましたが、堂々としたお姿で

お髭があって、かなり大きくて圧倒されました

所々欠けて無くなっている部分もありましたが、なかなかどうして迫力一杯

説明では、良く覚えていないのですが(お坊様、すみません・・・)

寺の門をくぐった所に三途の川があり

それを渡ると「奪衣婆堂」で着物をはぎ取られ

「閻魔堂」で閻魔様にさばかれ

そして又この世に戻ってくる

だそうです

閻魔様は金色の御札と鉄色の御札を持っていて

金色を渡されたら天国へ、鉄色は地獄への切符なんだそう

ゆっくり丁寧に説明をして頂きましたが、正確な記憶ではないと思う

今回のこの特別拝観で、私の中の志度寺の印象が

大きく変わりました

 

 

 

金仏壇

久しぶりに金仏壇の納品が決まりました

最近はモダン仏壇や唐木仏壇の納品が多かったので嬉しいですね

梱包を解いた状態金仏壇小海

高さ162㎝幅66㎝奥行55㎝あるので金仏壇小海1

半間の仏間に設置します

結構重い・・・

今日は男手が無いので母と二人で

ダンボールの梱包を解きました

 

 

 

 

 

我が家は代々金仏壇の製造をしてきた家柄です

明治以前は広島・浅野藩出入りの漆職人

明治2年に金仏壇の製造を専門の生業として、父が4代目

昔々、住んでいた家は生活の場と製造の場が一緒にあったおっきな家でした

金仏壇は出来上がりまでに7部門の行程があり、約3ヶ月かかりますから

それぞれ職人さんがいて、仕事をこなしておられました

修行に来ていた若い子達も住み込みで働いていました

多いときは20人位いたンじゃないかな

仏壇の修行は現代のようにテキストがあるわけではないので

みんな見よう見まね

漆にかぶれて大変だった人もいましたね

私は漆はへっちゃら

漆のお部屋で遊んだりしていたわけですから

かぶれるわけがありません

モダン仏壇も今風で良いけど、やっぱり金箔と漆のお仏壇は重みがある

我が家のお仏壇はもちろん金仏壇・大阪型です

 

 

 

 

 

結願

6月に急に思い立って始めた四国88ヶ所巡り

この度めでたく満願致しました

足かけ3ヶ月

1泊2日→2泊3日→1泊2日→1泊2日

無理しないで、ゆっくり回ろうね

と、言いつつ結構な強行軍

 

 

最後の1泊2日は66番雲辺寺~88番大窪寺までの讃岐23ヵ寺です

初日66番から79番まで14寺へお参り

1日にお参りした寺数では最大数です

2日目は80番から88番まで

ここまで来ると後もう少しって、お経に力が入りますね

88番目のお寺は八十八ヶ所結願の大窪寺大窪寺門

大窪寺門2

 

 

 

 

 

山門をくぐり、振り返ると大きな草鞋大窪寺草履

大窪寺杖

境内の宝杖堂には

結願した方々の杖が沢山奉納されています

 

 

 

 

 

 

その横には大窪寺 原爆の火原爆の火

広島に落とされたあの原爆の火です

核兵器廃絶の願いをこめ、ここに保存し永久に人々の心に呼びかけます

 

88ヶ所も廻ってきたんだなぁと言う感動もあり

案外早かったなとか

色んな事が頭の中を巡り・・・

・・・・・心の中では

年内には第6周目の遍路を始めたい気持ちでいっぱい

 

『遍路にはここが終わりの地でここが始まりの地というものはない。遍路は元来曼荼羅を示すもので、生涯永劫巡るものとされている。』

と言う言葉をどこかで読んだ気がするもの

 

 

 

 

 

湿疹

両足のふくらはぎに湿疹が・・・

痒いです

疼くように、時にはチクチクと痒い

堪らないですわ

 

皮膚科へ行きました

原因は湿布薬

えぇえ゛え゛---

10日も前、ジョギング後に一晩貼った湿布薬が何故に今頃?????

湿布薬の注意書きに添付後4週間は紫外線注意!!と書いてある

そんなん、字が小さすぎー

 

先週末から遍路に出かけ

湿布を貼ったふくらはぎは無防備に紫外線に晒されておりました

皮膚下に密かに残っていた湿布薬と紫外線が反応して

真っ赤な湿疹

湿疹が長方形に出ているから、変だなぁと思っていたの

 

炎症を抑え痒みを和らげる塗り薬を頂きましたが、収まらず

痒くて寝られないし足も浮腫んで歩く感覚がおかしい・・・

10日位、完治にかかるらしい

後8日もあるじゃないかい

先は長い・・・トホホ

 

2020年東京オリンピック

2020年東京にやって来ますね

1964年の開催以来

是非、見に行きたいなぁ

今からワクワク

チケット取れるかしらね♪

 

それにしても招致委員の方々のそうそうたる顔ぶれ

素晴らしいプレゼン

英語やフランス語まで駆使して

何をプレゼンしているかわからなかったけど

身振り手振りでなんとなく気持ちが伝わってくる

滝川クリステルの『お・も・て・な・し』って言うのは

何を伝えたいかも良く分かったもの

 

私達がいつも大切にしているホスピタリティや

時間厳守・約束厳守

ルールに従う(日本人はドーピング違反ゼロ)

とか、日本人が日本人として当たり前に思い行動していることが

プレゼンの根幹になっていたのですね

日本って、日本人って素晴らしい

世界が認めてくれたと言う事

 

オリンピック本当に楽しみ♪です

 

 

根香寺の牛鬼

先日、四国88ヶ所巡りの最終章を巡ってきました

 

その中で私の印象に深かったお寺

82番根香寺(ねごろじ)

坂出市と高松市にまたがる五色台の山の中にあります

紅葉の木が雨に濡れて、いつ行っても綺麗で心が洗われます

門の前に根香寺ぎゃおすお寺らしからぬ銅像が・・・

失礼ながら私達姉妹は「ギャオス」と呼んでいますが、

伝説の妖怪【牛鬼】

人や家畜を喰い殺す妖怪なんだそうです

今から四百年くらい昔、このあたりに 『 牛 鬼 』 と呼ばれる怪獣が住んでいて、人々を大変
困らせていました。 そこで この地方を治めていた殿様は、山田蔵人高清という弓の名人に
牛鬼の退治を命じました。 高清は 根香寺の本尊である千手観音に お願いをして、その
おかげで牛鬼を見つけだし、みごと退治したそうです。
そして怪獣の角を根香寺に奉納して、その菩提をとむらったと伝えられています。

~ 上記 根香寺案内板より ~

 

ギョロ目や出で立ちが何ともユニークで

一度見たら忘れられませんね

いつもギャオスがいるーと叫んでお参りに向かっていましたが

この度初めて案内板を読んで銅像のいわれを知りました

私達の遍路は、いつも先を急ぐばかりですが

余裕をもって辺りを見回すのも大切だと思う

それでも時間的な関係から先へ先へと歩を進めてしまう私達です

 

 

 

 

 

 

 

 

朝顔

又又、17日ぶりの更新です

ブログをお休みしていた間、広島は1週間も雨が続き

あんなに酷い猛暑は、いきなり秋へと移り変わりました

秋は来ないんじゃないかと

心のどこかで思っていたのですが、

確実に風が秋めいていますねあさがお2

あさがお1そんな中我が家の朝顔がいきなり開花

ツルばっかり伸びて咲かないんじゃないかと

思っていました

良く観るとつぼみを沢山付けてます

季節はずれの開花ラッシュです